ブリードをやっていると、どうしても出てくるのが鰭が曲がったり、ヨレたりした個体。
ワイルドものではあまり見ませんね。
もしかしたらワイルドでもいるけれど、現地で選別されてそもそも輸入されてないってことも考えられるけど、それを言っちゃうと今日の話は終わってしまうので先へ進みますw
自分以外にも鰭曲がりやヨレ 何とかならないかな?って考えている方も多いのでは…
これについて少し考えてみる。
まず原因として考えられるのは…
①水質
これが一番疑わしい。
ウチでは水替えは割と頻繁に行っています。週1~10日に1回くらいの割合です。一度に半分から3分の2ほど。
なのでそれほど汚れた水では飼育していないと思います。
水が汚れてないとしたら、水質が適したものではないのかもしれません。
以前、飼育水のGHを測定した際に数値がかなり低く、ミネラル不足が原因と考えるようになりました。
それからはミネラル添加剤を使用し5°dhくらいをキープするようにしてました。
あと、口径摂取も、と思いエビの餌やったりもしました。
エビの餌やミネラル添加で改善されたかというと、答えを出すの簡単でははありません。以前に比べれば少しマシになったかな?とは思いますが、他の要因かもしれませんし…
とりあえず近くGH測定を実施したいと思います。
②餌
ウチでは専らグロウです。あとたまに赤虫。
餌はいろんなものを与えるのがいいのでしょうけど、自分は特定の人工飼料だけでも行けるのでは?と思ってます。
人工飼料はどれもそれなりに栄養バランスを考えて作られているので、成分や原料の表示を見て余程おかしな部分がない限りなんでも大丈夫だと思います。
それよりも自分が考えるのは幼少期の餌についてですね。
ウチでは基本子育ては親任せで、シェルターから独り立ちした子は自力で餌を取って生きていかなければいけません。
成魚と餌を取りあわなければいけないわけですから、十分に食べられない子がいてもおかしくはないですね。
稚魚~幼魚のうちはしっかりと食べささないと後の成長に影響すると聞きます。
稚魚のうちの栄養不足が原因なのかもしれません。
では、人口孵化からの隔離ケース飼育だとみんなきれいな鰭をしてるのかというと、私にはわかりません。
そういう飼育をしている方のご意見を伺ってみたいものです。
③遺伝
親魚にそういう弱い遺伝子もった個体がいるのかもしれません。
鰭に難がある個体を親に使っているのなら分かりやすいですが、ウチでは綺麗な鰭の個体しか使っていません。
ですがそんな綺麗な個体でも潜在的な遺伝子を持っているかもしれません。
これを検証するには血統管理を完璧にやるしかありませんね。
このペアからは鰭曲がりが出やすい、出にくい、くらいはわかりそう…
まぁとにかく解決するには時間がかかるし難しい課題だとは思いますが、PDCAを回し、少しでも改善できればと思います。
あ、そうそう上記は全て自論ですので、一応断りを。