何年も前の話ですが、ワイルドインペを導入した際トリートメントが甘かったのか90㎝水槽に寄生虫を持ち込んでしまったことがありまして…
その時の苦労話を少し…
ネット通販で購入しウチに到着した時にチョウ(ウオジラミ)が付いてたのは確認しました。
体表のチョウがいなくなったのを確認して水槽に入れましたが、卵が残っていたのか数日したら目視で確認できるようになりました。
初めのうちは1匹1匹ピンセットで取ってましたが、プレコが数十匹いるので追いつくはずもなく、気が付けば手に負えない状態になっていました。
1匹のプレコのお腹側に数匹のチョウが付いていて、痒そうに底砂にお腹を擦りつけるような行動をしていました。
さすがに放ってはおけないと水槽全体を薬浴することを決意。
使った薬品は「マゾテン」
厄介だったのは使用量で、この薬品は池の鯉などに使用する物らしく、水量1トンに対して2.5mlしか使わないらしい。
ウチの90㎝水槽150ℓくらいなのに何ml入れたらいいのか…
プレコは薬品に弱いと聞くので規定量より少なめがいいだろうと考えた結果0.25ml入れる事にしました。
1t=2.5mlなのでその10分の1 100lに使用する量ですね。
しかしそれを計るものがないw少量すぎて。
今となっては、そんな経験を活かして1mlが計れる植物の肥料用のスポイトを確保してありますが、当時はそんな物が必要になるとは思う事もなく…
なので1滴が何mlかを調べましたw
1滴=だいたい0.05ml位らしい。
5滴か!
90㎝の水槽にたった5滴! ヤバそうな薬品だ
でもチョウの卵には効かないみたいなので数週間あけて何度か散布しないといけないみたい。
バクテリアは死滅、水草にもダメージがあるらしいので濾過器はすべて外し、水草はあまり入れてなかったし枯れても仕方ないと覚悟しました。
使用方法は水槽に散布後24時間ほど放置。揮発するのか徐々に濃度が薄れていくらしい。
で、24時間後に水換え
10日後 2回目の散布 1回目の散布でまだチョウは死滅しておらず、少し濃いめで7滴にしました。
翌日水換え
そしてまた10日後 3回目の散布 同じく7滴
翌日水換え
20日間以上濾過器を外してあるので2、3日に一度水換えをし、さすがに疲れたのでこれで様子を見ようと
散布は終わりにしました。
それからはチョウの姿は確認していないので駆除に成功したようです。
稚魚は数匹☆になりましたが、思ったより被害が少なくて良かったです。
一旦持ち込むと厄介ですので、トリートメントはしっかり手を抜かずにやりましょう。
と言う教訓でした。